私たちのこれまで(大森視点)

大森裕介編


プロローグ

「俺は今日から生まれ変わる」

利用者Kさんのこんな一言から始まった・・・

Kさん:「大森くん、また太ったんじゃないの?たこ焼きみたいな顔して笑」

裕介:「たこ焼き焼くのも食べるのも好きなんですよぉ。」

「ソースとマヨネーズたっぷりが美味しいんですよ」

Kさん:「何言ってんだ、おまえは!ふざけてンのか?‼バカ野郎!おまえにソースかけてやろうか!おたふくみたいな顔して‼愛媛に帰れ!!!死んでしまえ!!!」

裕介:「・・・・」

Kさん:「タコ抜きで食ってろ!」

裕介:「・・・はい・・」

従業員A:「所長、ダイエットした方がいいんじゃないですか・・・」

従業員B:「利用者さんも頑張ってるんですから・・・」

「所長、今何キロなんですか?」

裕介:「80キロ・・・」

こうして、裕介は決意した!!

裕介:「今日から大森式ダイエット始めます」

「利用者さんの手本となる為に・・・」

裕介:「吉野さん、ダンスの大会に参加させてください」

吉野:「ほぅ・・・」

裕介:「お願いします」

吉野:「いいけど」

裕介:「ありがとうございます!」

吉野:「出るのはいいけど、サンバ知ってるの?」

裕介:「わかりません・・」

吉野:「大森~、バカ野郎!」

「サンバは心なんだ!!心で踊れ!!たこ焼きばっかり焼いてンじゃねぇ!」

裕介:「わかりました。たこ焼きは二度と焼きません‼」

吉野:「蒲田東口のくくるは潰れたから行ってもないからな」

裕介:「銀だこにします」

*くくる・・・・大阪にあるたこ焼きの名店

そして、大森は最後のたこ焼きを求めて、蒲田西口に向かった・・・・

次回

大森、奮闘記編

禁断症状(たこ焼き)との戦い


大森奮闘記編


今までたこ焼きを抜いたことがない大森は禁断症状と戦っていた・・・

大森:「まさか、自分がたこ焼きがない生活を送らないといけないとは・・・・」

家にいるとたこ焼きのことばかり考えてしまい悶々とするので、新鮮な空気を吸うために表に出た。

気が付くとスーパー(マルエツ )の鮮魚コーナーにいる大森。

そこで、目にしたのは・・・・半額商品になっているタコ🐙。

思わず手に取る大森。

大森:「半額だしお買い得だ!タコを焼かなければたこ焼きにはならないから、約束を反故することにはならないはず」

しかし、大森はわかっていなかった・・・

実はそのタコは生食用ではなく「茹でタコ」だったのだ・・・

「加熱」されていることが問題なのだ!

大森:「自分はとんでも勘違いをしていた・・・」「まさか茹でられていたとは・・・」

あまりのショックでお会計をせずに、マルエツを出てしまった・・・・

次回

大森、お巡りから逃走編


大森、お巡りから逃走編


無我夢中でマルエツを出た大森裕介

何処からかパトカー🚓のサイレンの音が・・・・・

「ピーポーピーポー🚨」

大森:「今日はパトカーが多いな・・・」

しかし、大森は気付いていなかった。お会計を忘れたことを・・・

お巡り:「ちょっといいですか?あなた、お店の商品を持ち逃げしたでしょ?」

大森:「えっ?」

「自分ですか?タコは持ってますけど・・・」

大森は気付いた!

お会計をを忘れたことを・・・

大森:「お巡りさん、これあげます」

逃げる大森・・・

追うお巡り・・・

何とかお巡りさんを撒いた大森。

疲れ果てて家に戻った大森は、お風呂に入り体重計に乗ると何と3キロ落ちていた!

大森:「まさか・・・体重が落ちてるなんて・・・・」

そう、大森は自分でも知らぬ間にダンスの出来るボディに仕上がっていたのだ!

そして、後日・・・・

マルエツに出向きお会計をしたのであった。

次回

大森ダンス編

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作者から

「大森裕介編で学ぶべきこと」

大森はたこ焼きを食べないと約束した。

しかし、禁断症状が出た時「焼き」ではなく「生」だからいいと思って、逃げてしまった。

これは、自分達にも言えないだろうか?

お酒が辞めれない人、タバコが辞めれない人、ダイエットが出来ない人、勉強が出来ない人など。

例)毎日晩酌(ビール)をする人

「ビールは飲まないと決めたから、カロリーの低い焼酎ならいっか・・・」

アルコールを辞めるのではなく、種類を変えただけ。

逃げの口実にしか過ぎない!

意思の弱い人の特徴である。

本を読んだ方がいいと人は言う。

本を読んで共感しても、そこからは何も生まれない。

「自分にどう落とし込むか」が重要である!


大森ダンス編


利用者さんの手本となる為、そして、一番輝いていたあの頃の自分(小4の時)を取り戻す為、今日からダンスを始めようと思う。
しかし、ダンスなどはやったことがない俺・・
本当に踊れるんだろうか・・・

自分の特技って何だろう?そこから考えれてみて、「俺だけの裕介ダンス」を構築していきたい。

特技と言ってもなかなか思い付かないので、対話形式で自分の特技を見直していこう。

Q1:大森「好きな食べ物は?」
A:裕介「タコ」
Q2:大森「一番得意なことって何?」
A:裕介「・・・リバウンド・・・・」
Q3:大森「骨粗鬆症にならない為には?」
A:裕介「神社で祈る」
Q4:「冷凍食品ばかり食べて不足がちになるものは?」
A:裕介「愛情」
Q5:大森「世界は何で出来ている?」
A:「愛と憎しみ」
Q:6「いざ鎌倉」と「いざキャバクラ」の違いって何だろう?
A: 「いざ鎌倉」は鎌倉で何か事か起こった時には、何を置いてでも鎌倉へ行くということ。
「いざキャバクラ」はキャバクラで何も事が起きなくてもキャバクラへ行きます。
つまり、「いざキャバクラ」の方が積極性が高いといえるのではないか?

裕介:「自問自答したが特技が何も出ない・・・・・」
とりあえず、ステップでも踏んでみるか・・・
グキッ!!
いきなり捻挫してしまった・・・


3日間寝込み体重を測定すると、何と80キロに戻っていた・・・

リバウンド成功?
つづく。

「また増量してしまった・・・」
「タコ墨みのようにお先真っ暗だ・・・」





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